2022年11月11日金曜日

「はじまり~はじまり~のサロン」を行いました!

1111日(金)に、茅野市民館マルチホールにて「茅野市民館をサポートしませんか2022 はじまり~はじまり~のサロン」が行われました。


茅野市民館では、「市民一人ひとりが主人公になれる場」を理念に、地域の皆さんが劇場に親しむ様々な体験をお届けするプログラムとして「茅野市民館をサポートしませんか」を継続して実施しています。その中で、2020年からは「演劇の種育てましょ!」として、講師に演劇家の柏木陽さんをお迎えし、みんなで一緒に“演劇”というもので“遊びつくす”クラブ活動を行ってきました。

 

今回のサロンでは、今までどんなことをやってきたのかを振り返りながら、「今年度はどんなことをしていこうかな~」という内容で、今年も引き続き講師をつとめていただく柏木陽さんと、そして今年度お迎えした舞台美術家の長峰麻貴さんのおふたりを交えてお話していきました。

 

まず最初に、市民館スタッフの進行のもと、2020、2021年と継続してきた演劇の種育てましょ!」のワークショップの記録や、茅野市民館開館当初から行ってきた、劇場に親しむ体験プログラムを振り返りました。

自分が出ている映像を見て、思わず笑い声をあげる方も。











後半スタートの前に小休止で「顧問のつぶやき」コーナーを行い、2004年の「平成中村座ニューヨーク公演」を紹介しました。

次回の「顧問のつぶやき」もお楽しみに!

 

後半は、講師の柏木さん、長峰さんにお話しを伺いました。

長峰さんは茅野市民館に来られるのは今回が初めて。ですが、以前茅野市民館で公演やワークショップをやっていただいた巻上公一さんとお仕事をされていて、市民館の話なども聞いていたそうです。

長峰さんを市民館へ誘ってくださった柏木さんは「舞台美術って“動かないな”と感じる方と、“すごく動く”と感じる方のものがあって、長峰さんは“すごく動くなぁ”と思う作品が多い印象。面白い仕掛けにあふれている舞台美術を茅野の方にもぜひ体感してほしい」と長峰さんの舞台美術の魅力を話され、さらに「長峰さんは現役の美術家でもあって、作家としての側面を持っているというのも面白いところなので茅野の皆さんに知ってほしい」と仰っていました。

 内容は今年度のクラブ活動へ



柏木さんからは「普段は、舞台美術が演出や脚本に寄り添っているけど、それの逆で脚本が舞台美術に寄っていくような感じでいきたい」と、ワークショップのイメージをお話いただきました。

今回は「点と線」を描くところからクラブ活動がスタートしていきます。

そこから生まれた表現が、どんな演劇になっていくか今から楽しみです。


1214日(水)から、いよいよ1回目「舞台美術ワークショップ①」が行われます。

こちらのブログでは、クラブ活動の様子を随時お知らせしていきます。

今年度も、どうぞよろしくお願いします!

マネージャー・まりこ)